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JINROKU手帳

一人旅、蕎麦好きのブログ
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# シルクロード(11) 帰国
・空港へ
Kさんのオフィスを後にしたらホテルに戻り、荷物をまとめた。
西安美倫酒店(Melody Hotel)へ向かい、近くの露店で肉まんなどを買った。
丁度停まっていたエアポートバス(26元)に乗り込む。

空港へ行く途中の車窓。
建築途中のマンションが10棟以上建っていた。
日本では見ない光景のため、びっくりした。
こんなに建てるとは、さすが右肩上がりの国。



・西安咸陽国際空港(15:00)→中部国際空港(21:10)

買っておいた漬け物まんと肉まんがめちゃくちゃ美味しかった。
この旅1番の美味さであった。

肉まんを齧りながら国際線の入り口でチェックインの時間まで待っていると、
50代くらいの日本人らしき男性がいた。
同じく名古屋行きの便に乗るようだ。
話しかけてみると、すごく気さくな方(Nさん)だった。

Nさんは観光で1人で西安を訪れていたらしい。
地元で2年間中国語を学び、ある程度の会話ができる。
私がウルムチや敦煌に行ってきた事と言うと、ひどく興味を示して下さった。
イスラム、民族、歴史…お互い似たような所に興味があるようだ。

そんなこんなで意気投合し、
日本語が話せる中国人女性Rさんを交え、
ありとあらゆる事を喋りまくった。
7時間の移動時間がすっかり楽しい時間に。
NさんとRさんと連絡先を交換し、帰路についた。


・中部国際空港で一泊
と、まだ終わらなかった。
上海〜名古屋の便が遅延したために自宅に帰れなくなった。
遅れる事は想定の範囲内だったが余計な出費が痛い。
中部空港付近最安の東横インで一泊。
こうして、ようやく中国旅行は幕を閉じたのだった。



長いようであっと言う間の8日間だった。
実に濃かった。嫌な事も素晴らしい事もあった。
また懲りもせず行くんだろうなぁ。
| comments(0) | trackbacks(0) | 17:08 | category: 中国 |
# シルクロード(10) 再び西安
・西安に来た理由

落としたiphoneを受け取りに来た。何とも情けない理由である。

・経緯

3月に西安を訪れたとき、iphone3GSを西安城壁で落とした。
恐らく石畳を自転車でガタガタ走っている時だろう。
カバンのポケットから落ちたと思われる。

とんでもない自己嫌悪に陥りながら帰国し、新しいiphoneを購入。
電話帳などのデータはmacにバックアップがあるので問題なかった。
しかし、3GSの本体やデータが悪用される可能性が。
今頃売り飛ばされてるかもなぁ…と思っていた矢先、メールが届いた。

"The letter from Xi'an city wall"

たまげた。
何と3GSを城壁のスタッフの方が拾って下さっていた。
そのスタッフの上司である方が、3GSに登録されている
私のメールアドレスにメールを送って下さったのだ。

落とし物のiphone宛にメールを送ってくれるなんて。
何度もメールのやりとりをしている内に、このメールの主、
「Kさん」に会いたいと思った。
そして、夏に3GSを取りに行く事にした。

そんなこんなで、いよいよ西安。
Kさんに西安に着いた旨を報告し、翌日に直接オフィスまでいく事にした。


8月3日

・Kさんのオフィスへ

朝、Kさんが教えて下さった住所を便りにオフィスへ。
西安城壁のオフィスであるが、城壁の外側にあった。
観光名所である西安城壁の中枢であるらしい。

受付で「Kさんにお会いしたい」と書いたノートを見せると、
受付の人が通りかかった人たちを巻き込んで、中国語で話をしている。
とりあえず奥へ入りなさいと促され、Kさんの部署に通された。

バニラの香りのする中国茶を頂きながら待っていると、
英語の話せるスタッフがやってきた。
携帯で話をしている。相手はどうやらKさんらしい。

「どうぞ話して」と携帯を受け取る。
『やあ、待たせてすみません』と電話から流暢な英語が。Kさんである。
用事があるので、少しの間待っていて下さいとの事だった。

うおーー!いよいよKさんが来るー!!と緊張。
20分ほどしてKさんはやってきた。

素晴らしい好人物だった。優しくにこにこと接して下さった。
この人が何ヶ月も辿々しい文章しか書けない日本人相手に
メールをしてくれていたのかと思うと涙が出てきた。
感謝の気持ちと感動を伝えられるように、メチャクチャでもとにかく喋った。


このiphoneを落としていなかったらこの出会いは無かったのだ。
ネガティブな思い出が一気に素晴らしい思い出に変わった。

またメールを送る事を約束し、オフィスを後にした。


| comments(0) | trackbacks(0) | 17:01 | category: 中国 |
# シルクロード(9) 鉄道で西安へ
8月1日

・敦煌駅へ
いよいよ旅も終盤である。
ホテルをチェックアウトし、予約してあったタクシーに乗り込み敦煌駅へ。
市内から15分。運転手さんの言い値で30元。
朝だから50元くらいするかと思ったが意外と安かった。

簡単なセキュリティチェックを受け、中へ入る。

待ち合いには既にたくさんの人がいた。
売店があり、お土産や食料を買う事が出来る。
出発時間が近づくとゲートが開く。

ホームはめちゃくちゃ広い。
こんなに広い必要があるのだろうか…。

自分の乗り込む車両へ行くと、
入り口の前に車掌さんが立っているので切符を見せ、乗車。



・列車内

軟臥という1等寝台(4人コンパートメント)が私の座席である。
ベッドに清潔なシーツ、枕、布団が用意されていた。

テーブルの上にお湯の入ったポットが置かれていた。

他にも車内には熱いお湯の出る機械や洗面所、食堂車がある。


・車内トイレ事情
和式と洋式があったが、列車の床に穴が開いていると
形容した方がいいかもしれない。
もちろん紙は無い。
水を流すと線路に直接落ちる仕組みになっている。
水を流す人は希で、
ありとあらゆるゴミが便器に詰まっていることもあった。
このことに目をつむれば非常に快適な列車の旅である。


・敦煌駅(09:32)→西安駅(翌09:23)
アナウンスも無く静かに列車は出発した。

しばらくすると車掌さんが切符とカードを交換に来る。
このカードは降車1時間前に切符と交換するのだ。乗り越し防止かな?

常にベッドに寝転がっているため、どうしても睡魔に勝てず
昼前から夕方まで爆睡。

・車内でのごはん
夕方になるとおじさんが何やら叫びながらカートを押してやってきた。
お弁当のようだ。
一つ下さいとジェスチャーし、お金を渡す。25元くらいだったかなぁ。
おかずとご飯のセットだった。

3種類の炒め物は汁が多く、
元々どんな炒め物だったのかよくわからないくらい混ざっている。
その上にちょっとグロテスクな鳥の脚が…。でも味はとても良かった。

おやつにすももを買っておいたのでたまに取り出して食べた。
(何がかかっているか分からないのでよく洗わなければならない)
熟す前のすももは汁が垂れることなく、さくさくと食べられる。
敦煌のバザールで10個10元しなかったはず。お手軽で美味しい。

そうこうしている間に夜になり、就寝。


8月2日

・朝
朝6時くらいに乗客達は動き出す。
物音で目が覚めた。

朝ご飯にカップラーメンを買ってみた。
赤いパッケージや毒々しい紫のパッケージは避け、
黄色の美味しそうなものを選んだ…つもりだった。
スープの粉を開け、お湯を注ぐと立ち上る湯気で咽せた。
黄色は黄色唐辛子の色だったのだ。
めちゃくちゃ辛く、とてもじゃないが完食できなかった。
胃が荒れない事を祈った。


・西安着

砂漠や町中や山の中を列車は走り続け、
敦煌駅から24時間後に西安に着いた。
| comments(0) | trackbacks(0) | 14:17 | category: 中国 |
# シルクロード(8) 敦煌料理店
・「穆罕默徳餐廳」で乾杯

隋さんと一緒にビールを飲んだ。
このビールは炭酸がキツくなく、すっきりとしていて美味しい。
何本でもいけそうだった。



拌面(ラグメン)
うどんのような麺にたっぷりとニラと卵の炒め物がかかっている。
ぐちゃぐちゃと混ぜて頂く。めっっちゃ美味い!!!
twitterのフォロワーさんに教えて頂き、ずっと食べたいと思っていた料理だった。



・隋さんという人
よく笑い、よく喋るおじさんである。
お酒が入ると輪をかけて騒がしくなる。
女性もタバコ吸えた方が格好いいといってタバコを勧められた。

報告するまでもないが、人生初タバコであった。
美味しいものではない。吸い込み過ぎて激しく咽せた。



・隋さんの情報ノート

過去10年分の日本人旅行者が記した情報が詰まったノート。
キルギスタンやウズベキスタンから中国に入った人、
蘭州からバスで来た人、西安から鉄道で来た人、
様々なルートを通って隋さんの元を訪れていた。

旅人の年齢は様々。
仕事を辞めて旅に出た人、毎年敦煌を訪れている人…
こんなにたくさんの人たちが旅をしているんだと思うと感動した。
そして、私もそのノートにこれまでの旅を書き記した。
誰かが読んでくれるのかなぁと思いながら。


色んな事を喋りまくった。
とっても楽しい時間を過ごし、敦煌にまた来ますと言って隋さんと別れた。
酔っぱらい、軽い足取りでホテルに帰った。
いい夜だった。


| comments(0) | trackbacks(0) | 21:12 | category: 中国 |
# シルクロード(7) 敦煌観光その2
散歩を終え、ホテルでごろごろして体力を回復させることに専念。
夜にはやるべきことがあった。



・敦煌料理店「旅人の家」
敦煌に来たら必ず参加しようと思っていた、敦煌料理店の「天の川ツアー」
電話で「隋さん」に直接電話し、夜の8時に迎えに来て頂いた。

ハーフパンツにサンダルというラフな格好で現れた隋さんは
にこにこと気さくなおじさんだった。
隋さんは日本人観光客を相手に、
敦煌市内のツアーや切符などの手配を行っている。
予約がその日の夕方でも、隋さんが暇であればツアーは決行される。
電話は日本語でOK。隋さんは日本語がペラペラである。

お店は『歩き方』などのガイドブックには載っていないが、HPがある。
http://dunhuang.china-world.info/
また、たくさんの旅人のブログで紹介されている。
「道で話しかけてくる怪しいオヤジ」
「隋さんにビールを飲ませるな」等々、口コミで大人気だ。


・天の川ツアー
自己紹介や世間話をしながら、貸し切りタクシーで敦煌のはずれにある砂漠へ。
なだらかな砂漠の山々が広がっていた。

砂漠の山の麓にタクシーを止め、
隋さんから緊急用の携帯電話と懐中電灯を借りた。
8時半〜10時までを砂漠の山で1人きりで過ごすのだ。

なだらかに見えても近づいてみると結構急である。
登れそうなポイントを探し、斜面にへばりつくように登る。

足を砂にとられ、中々前に進めない。そのうち転んだりして砂まみれになる。

息も絶え絶え、ようやく高い所まで登り、日没を見守る。
太陽が地平線に消えていく様を目に焼き付けた。

太陽が沈んだら、次は星空である。
寝転がってひたすら空を眺めた。
辺りは無音。
井上靖『敦煌』の一節を思い出しながら物思いに耽る。

趙行徳が砂漠に寝転がり、これまでの旅を思うシーンがある。
p.220「そこまでの何千里かに及ぶ遠さを思った瞬間、
眩暈のようなものが突然行徳を襲ったのであった。
開封から何と遠く離れた土地に自分はいることか。…中略…
自分は長い歳月を費して流動して来て、いまここに横たわっているのである。」

これを読んで、中国西域の砂漠に猛烈に行きたいと思ったのだ。
いや〜私も遠くへきたもんだ。

だんだんと現れてくる星。人工衛星がゆっくりと頭の上を通る。たまに流れ星。
ぼんやりと天の川と白鳥座が見えてきた。

…といった所でタイムリミット。
麓でタクシーのランプがチカチカと点滅している。「下山せよ」の合図。
暗くなりすぎると下山できなくなるらしい。
隋さんに借りた懐中電灯で足下を照らしながら砂漠の山を降りた。
最後の最後で急な坂で足を滑らせ、細かい砂の中に体が埋まった。
麓で隋さんが迎えてくれた。隋さんは隕石を探していたらしい。

タクシーで敦煌市内へ戻り、隋さんが間借りしている料理店で遅い夕飯を食べる事に。

敦煌の長い夜はまだまだつづく





※因に…砂漠の砂はすごく細かい。

デジカメのレンズと薄い蓋の間に砂が入り、蓋が閉まらなくなった。
転んだり埋まったりで砂まみれになるため、
壊れても惜しくないカメラを持参するか、
防水カバーをつけることをお勧めする。
カメラマンの方は一眼をジップ付きの袋に入れておき、
撮影の時のみ取り出すと言っていた。
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